Fact is King!

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この投稿のタイトルである“Fact is King”を直訳すると、「事実は王様」。

 

王様と呼ばれるくらい、Factは強くて、すごい。

 

なんか、事実というと、過去の情報で古新聞の記事のように、イケてる感じがしないかもしれません。一方、オピニオンという言葉の響きには、豊富な知識を駆使したキレッキレな印象を持たれる方もいらっしゃるかもしれません。

 

いずれにしても、Fact とオピニオンは決定的に違うんです。

 

オピニオンは、自分、もしくはチームの主観やこうあって欲しい、たぶんこうだろうという、希望や期待を含む、わりとフワフワしたもの。ベースがしっかりとしていないので。

 

どちらが自信をもって話せるか?って考えると、Factの方が、客観的で、人によって変わることがないので、上司の方や、顧客を説得する際に、共感を得やすい。

ましてや、Factである以上、誰からも否定されることがない。否定しようがないんです。

 

ところが、Factであるかないかの決めては、Factだと確認するステップが必要です。

犯罪捜査の刑事や検事が、証拠集めをして、犯罪を立件するときの様に。

 

Factだと確認するときに、マニュアルのようなパターン化したアプローチはありません。

特に事業の状況を把握して、将来の予測に役立てるには、その時々の分析に適した情報を集め、適した分析を行わないと、本当の使える、斬れるFactの収集にはならない。

 

ただ単に、量的に事実という名の情報を集めても、ゴミ扱いされるだけで終わることもあります。

これを、“Garbage in, garbage out(ごみを入れると、そこからはゴミしか生まれない)という結果にしかなりません。

 

単なる自己満足のオピニオンではなく、事実を収集しただけのゴミでもない、Factの収集結果は、やはりKingと呼ばれるに値するんですよね。

 

なんか、とても難しいことの様に感じるかもしれません。

 

でも、そんなときに私の尺度は、誰か優秀なかたに、ほめてもらうことを目的とせずに、自分が他者に説明をして、しゃべりやすい、説得しやすいと感じるかどうかが、最も重要だと思っています。

 

だって、行動するのは自分自身しかいないですから。

これを開き直りと呼ぼうが、自信のある進め方と呼ぶかは、人それぞれ。

 

でも、実行者(Player)は、いちいち、評論家の意見を聞いて、Playできないですよね?

Playするのが先で、評論家のコメントは絶対に後からしか出せないので。

 

ただし、最後に、ここでいう意味でのオピニオンの有効性を一つ紹介させてください。

 

それは、オピニオンを感じ、仮設設定のスターティングポイントにして、仮設の精度を高めることに使うのは良いと思う。

 

仮説をたて、実績での検証を繰り返すということが言われますが、最初に仮説をたてないと、何も始まりません。

その際は、ギャンブルと呼ばれようが、不確かであろうが、個人のオピニオンから始めるのは非常に有効で、効率的な進め方だと思います。

  

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