借入金の極大化?
アメリカの財務部門や経営幹部に読まれている雑誌で「CFO Magazine」というのがありました。今は、Webでも読めるようですが。 1995年だったか、当時私が勤務していたNY証券取引所に上場している会社のCFOが、その雑誌の表紙に写っていました。 彼の記事が、特集されていたのです。 テーマは、「Maximize Debt!」借入金を極大化しろ!で ...続きを読む
「ROEの呪い」の解消法
「ROEの呪い」というタイトルのリポートが話題を呼んでいる。岡三証券の栗田昌孝氏が、過去20年間の東証1部企業のROEを分析して、ある1つの傾向を見いだしたそうで、2014年7月4日付け日本経済新聞にも、スクランブルというコラムで紹介された。 高ROE企業のROEは期間を経るごとに下がりやすく、逆に低ROE企業のROEは上がって ...続きを読む
CFO練成道場
財務経理部門で働くスペシャリストでも、主任/係長クラスから課長/マネージャークラスになるには、業務関連の知識を習得することが、その知識を使いこなすスキルとあわせて、必要だと思われます。 それが、経理部長や財務担当役員、CFOになると、業務知識だけではなく、それを使いこなして、適切な判断を迅速に行っていくことが求められます。 しかしな ...続きを読む
「1株利益」を経営目標として機能させるためには
2014年6月18日付の日経新聞に1株利益(EPS)を経営目標に掲げる企業が増えているとの記事が掲載されました。単にPLの増収増益ではなく、1株利益に焦点をあてることは、上場企業として株主にはアピールになると思われます。また、この発信をする際に経営者は、結果をコミットする覚悟も求められることでしょう。 一方、CFOとしてこの1株利益目標を実現す ...続きを読む
グローバルCFO育成プログラム
デルタウィンCFOパートナーズでは国内最大規模の監査法人である新日本有限責任監査法人と共同開発で、「次世代グローバルCFOのための実践力養成講座」を開催することになりました。在日米国商工会議所(外資系企業の経団連のような組織です)の元会頭経験者であるトーマス・ウィットソン氏をメインスピーカーとしてお迎えして、ほぼ毎週12回コースです。
引きこもりからの解放
日本人はアピールするのが苦手だといわれる。これは、謙譲の美徳とされる、日本人の誇れる特徴かもしれない。日本企業が提供する製品やサービスの品質は、やはり世界一と誇れるものがある。ここまで、国際化された事業環境に置かれている日本企業において、最も国際化されていない部門は、経理財務部門ではないかと思う。 上場企業等が発行する有価証券 ...続きを読む
経理マンを世界に通用するCFOに!
デルタウィンCFOパートナーズの伊藤です。私は連結ベースで年商約4兆円の米国企業の日本法人でCFOを経験したあと、コンサルティング業界に転身し、世界4大会計事務所(Big4)の一つであるアーンストアンドヤングで、コンサル業務の日本地区リーダーとしてグローバル会議のメンバーにもなることができました。事業会社でアジアパシフィックの経営幹部の経験 ...続きを読む