「次世代グローバルCFOのための実践力養成講座」第9回開催
弊社では、次世代グローバルCFOのための実践力養成講座と題して、英語でのフィナンシャルマネジメントスキル向上の実践力をつけていただく研修を、12回のシリーズで、新日本監査法人と共催で実施しております。 9月5日(金)は第9回目が開催されました。講師は、在日米国商工会議所(ACCJ, American Chamber of Commerce in Japan)の元会頭(CEO) ...続きを読む
実務家としてのCFOが留意すること
改めて言うことではないですが、企業のCFOは実務家であって、学者でもコンサルタントでもありません。 ところが、資金調達、会計基準、税務等のCFOの対象業務の知識、それも高度で正確な知識を求めている方が多いように感じます。もしくは、その知識をたくさん持っている人に対して、劣等感を感じる方も結構おられます。転職相談をさせていただく ...続きを読む
弊社HPを更新いたしました
弊社HPのHomeを更新いたしました。弊社では、クライアントの財務管理機能を強化するご支援として、実力のあるCFOの人材紹介を中心に行ってまいりました。この人材紹介事業に加えて、従来からも実施しておりましたが、クライアントの財務経理部門スタッフの実践力強化をご支援する財務管理実践力強化研修事業、ならびに、本気でCFOポジションで活躍したいとい ...続きを読む
CFO視点での経営戦略と財務戦略
経営戦略と財務戦略と聞いて、明確にその違いを認識できるでしょうか? 企業価値向上に向けて経営戦略を遂行するにあたり、財務機能の構築と最適資本構成の実現のために行う財務基盤の強化、改善に対する取組という位置づけです。つまり、主従の関係があります。経営戦略が主であり、財務戦略が従となります。 CFOは、その財務戦略を策定し、遂行 ...続きを読む
タックス・プラニング(8月度CFO錬成道場のご報告)
今月のCFO練成道場は8/13(水)にタックス・プラニングをテーマに開催しました。 CFOの管掌業務の中でも、特に税務は専門性の高い領域であり、対応を間違えると、不要なCash Outだけでなく企業そのもののレピュテーションを大きく落としてしまう可能性がある非常に重要な業務です。しかしながらその一方で、税務戦略を経営/事業戦略の一環として ...続きを読む
読める漢字と書ける漢字
みなさんは、読める漢字の数と書ける漢字の数では、どちらが多いでしょうか?おそらく、読める漢字の数のほうが多いのではないでしょうか? 普通に新聞や雑誌を読むのに困ることはなくても、いざ、書こうとすると書けないことがあるかと思います。特にPC等で漢字変換を利用すると、学生時代よりも書ける漢字の数は少なくなっているかもしれません。&nbs ...続きを読む
マイクロマネジメント再考
経営者や管理職のマネジメントスタイルを表す言葉に、マイクロマネジメントという言葉がある。あまり、Positiveな表現ではなく、その上司が細かいところまで口を挟んでくるとか、気が小さくて権限委譲できずに、すべてを自ら確認したがるというニュアンスがあるように思う。 一方、反対語としてはマクロマネジメントというらしい。親分肌で、細かなこと ...続きを読む
BSとPLの所有者は違う?
以前、私がある米系企業の日本法人でCFOをしていた時の話です。 日本の業績と今後の見込みを話していた時に、アジアパシフィックのCFOが言った言葉です。その時は、なんとなく、業務的な役割分担であって、「こういう表現をこの人はするんだ」程度の認識でした。 ところが、その後大手のコンサルティング会社や、大手会計事務所のアーンストアンド ...続きを読む
シナリオテリング
本日(2014年7月18日)付けの日経新聞のIR新潮流というコラムに興味深い記事があった。 各上場企業がホームページに資料閲覧や動画ツールでIR活動をささえるインフラの整備が進んだが、「投資情報を適切に伝える」という基本が全うされているかとなると疑問符がつくと。 この記事の中で、トヨタ自動車が公表した利益見通しが市場予想を1割強下回っ ...続きを読む
借入金の極大化?
アメリカの財務部門や経営幹部に読まれている雑誌で「CFO Magazine」というのがありました。今は、Webでも読めるようですが。 1995年だったか、当時私が勤務していたNY証券取引所に上場している会社のCFOが、その雑誌の表紙に写っていました。 彼の記事が、特集されていたのです。 テーマは、「Maximize Debt!」借入金を極大化しろ!で ...続きを読む